実際の患者さんで問診からリコールまで、
一連の流れを細部まで学べる
神奈川歯科大学
神山歯科医院 副院長
神山 敬 先生
毎日のように義歯の患者様がいらっしゃって本当に苦戦していました
- 義歯の学習を考え始めたきっかけや動機を
教えて下さい。 - 卒後は神奈川県の横浜市に5年ほど勤務しておりまして、そこでは患者層が本当に若年層の方ばかりでした。欠損補綴といえば、ブリッジかインプラントというところで、本当に義歯に関しては全く勉強していない状況だったんですね。
そういう状況で、実家の今勤務しております熊本県の山鹿市というところで、本当に高齢者が多い所なんですけれども、治療に毎日のように特に総義歯の患者様がいらっしゃって、その苦手な総義歯に関してどう対応して行くかというところで、本当に毎日苦戦していました。
そういう中で、義歯を学ぶ必要性が出てきたのがきっかけです。
いくつか義歯セミナーを受講したなかで、すごく解りやすかった
- なぜHDAでの受講を選択されたのでしょうか?
- それからいくつか義歯に関するセミナーを受講させて頂いて、その中で、松田先生と松丸先生のウェビナーを聴く機会がありました。
そうするとものすごく解りやすくて、ぜひこのお2人に義歯の基礎から学びたいということで、今回受講をさせて頂きました。
さまざまな製作過程の手法を学べて、細かいところまで質問できた
- HDAで学ぶ魅力は何でしょうか?
- このセミナーの魅力なんですけれども、松田先生・松丸先生のお2人ともですね。
エビデンスに基づくお話だったりとか、それ以外にも、臨床に即したお話で、例えば問診から義歯のセット。
その後、リコールまでの一連の流れを実習で、本当に細かいところまで教えて頂き、義歯に関する製作の過程の方法に関しても、本当に様々な種類の方法を教えて頂けます。
色々なセミナーがあって、ひとつの方法を教えて頂くセミナーが結構多い中、松田先生は色んな方法をレクチャーして頂きました。例えば、色々な患者さんがいる中で、それぞれどう対応していくかというところを、自分たちで考えさせるレクチャーですね。
"自分たちで考えてどう対応していくか"というところを学ぶ、本当に良い機会になったと思います。
それ以外にも魅力としては、少人数制なんです。
松田先生や松丸先生に細かいところを聞く機会が多くて、実際の臨床や文献的なところ、座学だったりとか、細かいところまで質問をすることができました。
本当にそういったところは他に無い魅力だと感じております。
義歯治療の手法や材料の選択を
実際に考えさせられることで、
今までの臨床を見つめ直せた
- HDA受講前後で何か成果や変化は
ありましたか? - 受講前受講後に変わったところは、松田先生がよくレクチャーの中でお話しをされているんですけれども、材料だったりとか、手法の話はもちろんなんですけれども、なぜその材料を使うのかとか、その手法を用いるのかというところを考えさせてくれます。
受講生に考えさせることで、その重要性や選択基準といったところを学んで、実際自分が今までやってきた義歯の臨床をもう1回見つめ直すことができたことが、今回大きく得たものだと思っております。
実際の義歯を作りながら、文献やエビデンスが実際の臨床の手技が結びつく
- 義歯の学習やHDAの受講を考えている
皆さんにメッセージ - 卒後間もない先生方にメッセージとしては、私もそうだったんですけれども、卒後、学校で学んだことってなかなか臨床に繋がることが少なくて、実際経験もないので、どういった基準で治療していけば良いのかが本当に分からないままだったんですよね。
今考えれば、そういった文献だったりとか、そういうところをもっと勉強して学んでいけば、ある程度方向性が見えてきたなと思います。
今回、松田先生のセミナーを受講して、エビデンスに基づくお話だったり、実際患者さんを問診からリコールまで、一連の流れでレクチャーされるので、実際の義歯を作りながら、細かいところまでワンステップずつお話しされるので、ひとつずつ、文献やエビデンスに基づいたお話と、実際の臨床の手技が結びつくので、卒後の先生方に本当におすすめのセミナーだと感じております。
ベテランの先生方に関しても、ベーシックだけではなくて実際細かいところまで質問ができること、あとは応用的なところも松田先生が回答してくださるので、基礎的なところから応用のところまで、本当に多くのことを学ぶことができます。
コースの費用が高いので、若い先生は悩んでいる方が多いかと思うんですけれども、それ以上の価値があると、私はおすすめできるセミナーだと思っています。ぜひ、悩んでいる先生は申し込んでみてください。